八潮市・市民法律相談を担当しました。 

南越谷法律事務所の弁護士小池智康です。

 

3月1日に八潮市の法律相談を担当しました。

私が所属している埼玉弁護士会越谷支部は、八潮市が主催している市民法律相談に弁護士を派遣しており、今回は私が担当でということで八潮市役所を訪れました。

 

前回同様、今回の市民法律相談もすべての相談枠に予約がはいるという大盛況でした。

 

市役所の市民法律相談は、短時間ですが無料であるため気軽に相談できること、市役所が主催するという安心感が盛況の理由だと思います。

もちろん八潮市の担当者の皆様の広報活動によることも見逃せません。

 

市民法律相談で実際に受けた相談は、やはり、高齢化社会を反映してか相続が半数をしめていました。

 

市役所の法律相談で相続の相談を受けていて感じるのは、私の事務所にご相談いただく相続案件に比べ、相続発生前の相談が多いということです。

相続発生前の相談とは、例えば、①今相続発生したら誰がどの位相続するの?とか、②特定の相続人に多く相続させたいがどうしたらいいか?といった相談です。

 

相続発生前の場合、気がかりではあるものの、相談内容に緊急性がないため、直接弁護士に相談するということが少ないように思います。

他方、市役所の市民法律相談の場合は地元密着で慣れ親しんだ市役所が主催しているため、緊急性がない事案も「せっかくだから聞いてみようか」という感じで相談をしやすいのではないでしょうか。

 

いずれにしても、気軽に相談できるのが市役所の市民法律相談の一番のメリットだとおもいます。

身近でアットホームな市役所の市民法律相談、私は結構好きです。